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よくある質問

空き家に関する情報や、私たちが最近行った作業の様子をお伝えします。

Q.自分の後に誰も家を使う予定がありません。何かできることはありますか?

A.

ご自身が元気なうちに継承者を指定したり生前贈与というかたちで権利を譲って家の今後を次世代に託すことができます。また、認知症などで判断能力が衰えてしまった場合には成年後見制度や家族信託の制度を使うこともできます。

Q.実家が空き家になりました。何から手をつければいいのでしょうか?

A.

まずは名義の確認、相続登記などの手続きを早めに行うことが大切です。そのうえで、将来的に空き家をどのように扱っていきたいかを考えましょう。賃貸、売買、解体など出口は複数ありますがそこに至るまでの必要な補修、管理、整理なども把握しておくことも大切です。

Q.空き家を所有していますがどう管理したらいいか分かりません。

A.

最低限の管理として1時間の換気、全ての水道の10分間の通水を1ヶ月に1度行うのが良いでしょう。ひび割れや雨漏りなど建物の状態や雑草や低木の繁茂状態の確認なども大切です。将来的に空き家をどうしたいかによっても目指す保全状態が変わってくるでしょう。

Q.利用の目処がないので空き家の解体も考えています…

A.

解体も適正な管理のひとつです。ただ、解体の前に利活用の可能性や資産価値について専門業者に調査してもらうことをおすすめします。また、解体後は土地の固定資産税が上がる(元の課税額に戻る)のでご注意ください。

Q.家の売却の際の経費が気になります。

A.

売却する際には不動産業者への仲介手数料がかかります。また、相続がまだの場合は相続登記費用、各種税金(相続税、不動産取得税など)が発生します。事前に費用感を確認しておいたほうがいいでしょう。

Q.売ったり貸したりする時にどれくらい家財の整理をする必要がありますか?

A.

ここまで整理しないといけないという決まりはありません。ただ、家財が残っている場合には買い手、借り手がつきにくいのも事実です。残しても影響の少ない大型の家具以外を片付けたり、賃貸であれば一室に家財を集約してその部屋以外を貸し出すという選択肢もあります。

Q.住む予定がないので手放したいけど古い家って売れるものなのでしょうか?

A.

都市部の人を中心に地方の空き家を購入するという選択肢は広がっています。一方で若い移住者は売買だとハードルが高いのが現実です。まずは賃貸から始めるのも効果的な方法といえるでしょう。物件によっては長く買い手借り手がつかない場合もありますが、適正な管理をして、状態を維持することが大切です。